ひと
豊島部長と考える我が社の今とこれから
メンバー
-
豊島 靖
専務取締役 施設事業部長
聞き手・ナビゲーター
-
浅江 大介
長岡道路事務所 所長 -
遠藤 公一郎
施設管理課 課長
社員の所属・記事内容は、記事公開日当時のものです。
これまでのご経歴
旧日本道路公団に入社したのが、昭和61年。高速道路がどんどんと開通している頃で、年に何回も開通式がありました。初めての赴任先は広島で、その後一度だけ地元の茨城に帰ったけど、その他はずっと転勤です。転勤回数は20回くらいかなぁ…。
2度目のエンジ新潟、前回と印象の違いは?
着任当日に驚いたのは「定時退社」の札。データを見てみると、4年前より残業時間が少なくなっていて、働き方改革が順調に進んでいるんだな、と思いました。育休制度も多くの社員が活用していて、後に続きやすい良い雰囲気になっていると思います。こんなに急に変われるのは、すごいと思いますよ。
当社の強みと弱みは
高速道路の維持管理を担う会社であることを、各自が強く認識して行動できているところが強みだと思います。いろんな場面で、「我々が新潟の高速道路を守っているんだ!」という気概を感じます。特に緊急対応時の連帯感は、素晴らしいです。
緊急時に発揮される連帯感が、普段からあるといいかなぁ…とは思います。社内の縦と横の連携、部署間のつながり。今のままでも業務は滞りなく回っているのですが、1つの部署で悩むよりは、他の部署と一緒に悩んだ方が良いことが多いと思うし、特に若い人たちにとっては、普段から軽く声を掛け合える環境だと助かるだろうなぁと。
負担を少なくすること・仕事が楽になること
「業務への負担を少なくすること・仕事が楽になること」ですね。導入に当たり一時的に負担は増えるかもしれないけれど、継続的に仕事が楽になることをすべきだと思っています。こう考えるようになったきっかけは、私がエンジやメンテやトールといった、高速道路の現場で働く方々と初めて出会った30代の頃。「この人たちがいないと高速道路は回っていかないんだ」と実感したことです。だから現場の皆さんが楽になることが大切です。
例えば「休日夜間の呼び出しをゼロにしよう!」という目標も、「ゼロになるわけなんかない…」と思いつつも、みんなが同じ目標に向かうことが大事。同じ方向を向いて取り組めば、正確でより良い結論が導かれるはずです。そのために、このような分かりやすい目標を掲げることも重要だと思っ ています。
気軽なチャレンジを
そうですね。世の中の変化は急速なので、チャレンジしないと取り残されてしまいますからね。
そして今の時代、なかなか失敗なんてしないから、とにかく気軽にチャレンジすることが大切だと思っています。特に若い方々には、課題解決につながるような新技術開発に積極的にチャレンジして欲しい。自主研究制度など、成果を求めない気軽なチャレンジの場もあるので、ぜひ活用して欲しいです。
それはないかな。過去は振り返らないタイプだしね(笑) 。