ひと
小林部長と考える我が社の今とこれから
メンバー
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小林 正宏
執行役員 施設工事部長
聞き手
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中島 涼佑
施設保全部 施設施工管理課 -
本山 正樹
企画部 企画課
社員の所属・記事内容は、記事公開日当時のものです。
これまでのご経歴
そうだね、2人とも私が企画課にいて採用を担当していた時の入社だから、私が採用したようなもんだな(笑)
初めから言うと、上越の高校を卒業して、当社の前身の会社の1つである「北陸道路エンジニア」に施設職で入社。福井県の敦賀が初任地。そのあと社名が「クエストエンジニア」になって、新潟支社に配属されて、今の道路管制センターに当たる部署でETCの解析業務(今は東日本エンジが行っている、ETCに関するエラーの原因解明のためのデータ解析)なんかもやってたね。その後は新潟にいたり、金沢にいたり…。「エンジ新潟」になってからは、ちょうど中越沖地震の時に長岡にいて、震災後の補修に携わった。その後本社へ異動して施設管理部の後に、ふたりが知っている企画課だね。確か5年いたから、特に若い人の私のイメージは「企画課」なんだろうね。そのあとは上越の所長を1年9カ月務めて、現在に至る…という感じ。
さまざまなご経験から思われること
そうだねー。あえて挙げるとしたら、企画課の仕事をするようになってからだけど、「広い視点で仕事をしてきた」ということかな。施設だけの視点・土木だけの視点に陥らず、常に「それは施設では、土木では、どうなんだろう?」と考えてみるとかね。あとは事務系の仕事もとても重要だね。お金の流れや会社の成り立ちが理解できるから。
法律かな。企画課に配属されるまで法律を気にしたことはあまりなかったんだけど、人事系の法律を企画課で勉強したことで、他の法律のことも理解しやすくなったし、苦じゃなくなったね。今、施設工事部だと「建設業法」が深く関わってくるから、この法律に日々目を光らせているよ。
「やりきる」大切さ
不満…(笑)はないけどね。世代が違うから何とも言えないし、価値観を押し付けても良くないし…。でも、自分が若い頃と比べると「欲がない」っていうのは感じるね。私なんて若い頃は欲の塊だったから(笑)。残業してでもお金が欲しい、車が欲しい…って思ってた。教育も関係しているのかもしれないね。私たちの時代は「競争すること」が普通だったけど、今は「みんなで」が基本だもんね。
欲はなくても良いのかもしれないけれど、「自分でやりきろう!」「自分でやり遂げよう!」という気概は持って欲しいかな。何事も「やりきる」と必ず自信が付くから。1つ自信が付けば、次また何かできるようになる。これの繰り返しが大切だと思う。
当社に必要な技術力とは
人によって考え方はまちまちで、それぞれに違うものを描いていると思うけれど、私にとって「当社に必要な技術力」は大きく分けて2つあると思ってる。1つは個人のテクニカルな技術力、もう1つはそれを活かす応用力。2つ目は言い換えると「仕事のやり方」ということ。今までに経験した仕事のやり方やその時に調べたことを基礎に深堀りし、新たな事柄に対応でき、何事も解決できるようなスキルを身に付けてください。