しごと
高速道路に緑地が設けられている理由とは【緑地点検課】
メンバー
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倉島 芳幸さん(40歳)
緑地点検課 -
槇田 文仁さん(45歳)
緑地点検課 課長代理
社員の所属・記事内容は、記事公開日当時のものです。
槇田:槇田文仁です。平成8年入社で今年26年目かな…。緑地畑一筋の古株です。
倉島:昨年1月に入社し、槇田代理の元で緑地勉強中の倉島芳幸です。前職は鉄道や土木工事に関連した仕事でしたので緑地に関する経験は浅いのですが、学生時代に少し造園を学び 「造園施工管理技士」 の資格も持っていたこともあり、この職に就くことができました。今年は1級に挑戦します!
倉島:一言で言うと「新潟県内の高速道路の緑地点検」です。点検の対象は、高速道路脇やサービスエリアなどの休憩施設にある樹木や植物はもちろんのこと、屋外休憩スペースのベンチや遊具などの「造園工作物」も含まれます。とりあえず私は、ほぼ毎日木を見て、その周辺にいる虫と闘っています(笑)。
槇田:「運転していて気分がいい、季節を感じられる」という「景観保全機能」だけでなく、地球温暖化防止や生物多様性などの「環境保全機能」、樹木によってこの先に続く道へと視線を誘導したり、光を遮ることで眩しさを軽減したりする「交通安全向上機能」もあります。地吹雪防止のために植えられた樹木もあるんですよ。
倉島:槇田代理は、社内で1番緑地点検業務の経歴が長く、過去にあったことも何でも知っている、まさに「生き字引」です。また個人的に本当にすごいなぁといつも思っているのが、信念の強さ。正直、高速道路にとって緑地はメインではないので、「これくらいでいい」というような感覚が生まれてしまいそうにもなるのですが、槇田代理は本当にアツいんです!緑地に対する想いが!
槇田:サービス業だと思うんですよね、私たちの仕事は。安全・安心はもちろんのことですが、高速道路を走ることで得られる気持ちよさや、休憩施設での心地よさを作り出せるのは、私たちが管理している「緑地」なんじゃないかなと。だから大切に考えたい。
倉島:ね?アツいでしょう?(笑)
槇田:でも倉島くんが奥さんに告白した時のアツさには負けるよ。
倉島:えっ…?
槇田:すごい行動力だよ。私は恥ずかしくて絶対できない(笑)。