しごと
「冬の思い出」の現場を訪問―子不知トンネル(上り)集塵機室
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笘屋 栄(58歳)
上越道路事務所 糸魚川駐在 副所長
施設工事課 課長上越市出身・自宅は糸魚川、勤続40年目です。昨年新潟から異動となり、約3年ぶりの地元。最近、家の畑で野菜を作ることにハマり、収穫の喜びを感じています。何かとお金もかかるので、買った方が安いですが(笑)。
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齊藤 政光(62歳)
上越道路事務所 糸魚川駐在
施設工事課 上席指導役糸魚川出身、勤続38年目です。食欲未だ衰えず、うまいものがあると聞けば東西南北、足を運びます。最近おいしかったのは、「Yショップ能生わたせ店」のラーメン。コンビニの一角で本格的なラーメンが食べれます。ぜひ!
社員の所属・記事内容は、取材当時のものです。
笘屋:かつて北陸道が対面通行だった時代、トンネル内にたまってしまう粉塵を静電気の力で集め、キレイな空気にして再びトンネル内に排出する「集塵機」が活躍していました。今日はその集塵機が設置されている「集塵機室」の1つをご案内します。
齊藤:片側2車線の一方通行となった今では、粉塵がトンネル内にたまることはないため使われなくなった設備ですが、まだ残っているものや、別の設備のために使われている電気室があるため、引き続き保守を行っています。
笘屋:ここは、私たちが20代の頃の「冬の思い出」の場所なんです。
齊藤:集塵機の清掃は基本的には自動で行われるのですが、年に一度大掃除があって、それがちょうど天候を気にしなくていいトンネル内ということで、毎年冬に行われていたんだよね。
笘屋:そうそう、朝から晩までずっとここで掃除。顔も鼻の穴の中も、真っ黒になってね。手ぬぐいを巻いたり、目出し帽をかぶったり、いろいろ工夫したけど、結局洗うしかないってなった(笑)。
齊藤:お湯で洗えるように、現場の洗面台に給湯器を付けてもらったね。
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